NCT WISHに日本人メンバーはいる?

NCT WISHに日本人メンバーはいるのでしょうか?

実は4人も日本人メンバーがいるんですよね!

一緒に見ていきましょう!

日本人メンバーの構成と他グループとの比較

NCT WISHは日本人4人、韓国人2人の計6人で構成されているグループです。

日本人メンバーはRIKU(リク)、YUSHI(ユウシ)、RYO(リョウ)、SAKUYA(サクヤ)の4人で、韓国人メンバーはSION(シオン)、JAEHEE(ジェヒ)の2人となっています。

NCTの最後のサブユニットとして誕生したNCT WISHは、2024年2月21日に東京ドームで正式デビューしました。

他のNCTグループと比較すると、NCT WISHの日本人の割合は圧倒的に高いことが分かります。

NCT 127は韓国を基盤に活動し韓国人中心、WayVは中華圏出身のメンバー中心で構成されているのに対し、NCT WISHは全体の約67%が日本人メンバーとなっています。

SMエンターテインメントは「日本人メンバーの割合を増やすこと」を事前にアナウンスしていました。

 

この構成比は、K-POPグループとしては非常に珍しく、日本市場への本格的な参入を意図した戦略的な編成と言えるでしょう。

私も最初にこの比率を知った時は驚きました。

これまでのK-POPグループでここまで日本人比率が高いのは見たことがなく、SMエンターテインメントの本気度を感じました。

この日本人メンバーの多さは、K-POPシーンにおいて画期的な試みで、ファンとしても親近感を感じやすい構成になっています。

日本市場ターゲット戦略

NCT WISHの結成には明確な日本市場ターゲット戦略があります。

グループ計画発表当初は「NCT TOKYO(NCT 東京)」と呼ばれていたことからも分かるように、最初から日本をベースとした活動が想定されていました。

「日本をベースに活動するサブグループとして誕生」したNCT WISHは、日本の音楽市場の大きさと重要性を反映しています。

日本の音楽市場は世界第2位の規模を誇り、K-POP業界にとって非常に重要な市場です。

NCT WISHは他のNCTグループと比べて、より親しみやすく爽やかなコンセプトを採用しており、日本のファンに受け入れられやすいカラーに調整されています。

BoAがプロデューサーとして「清涼感」をデビューコンセプトに掲げたことも、日本市場での成功を意図した戦略の一環と考えられます。

従来のNCTグループが持つクールでエッジの効いたイメージとは異なり、NCT WISHはより親近感のあるアプローチを取っており、これが日本での幅広い年齢層への訴求力につながっていると思います。実際に見ていても、NCT 127の都会的でかっこいい雰囲気とは違って、NCT WISHには青春感と親しみやすさがあります。

この日本市場に特化した戦略は、K-POP第5世代の激しい競争の中で独自のポジションを確立する興味深い試みです。

日本と韓国での活動量比較

デビューしてからの活動量を見ると、日本での活動が圧倒的に多いことが明確です。

2024年11月から12月にかけて6都市12公演の日本ツアー「2024 NCT WISH ASIA TOUR LOG in JAPAN」を開催し、韓国では5都市を巡るファンミーティングツアー「NCT WISH : SCHOOL of WISH」を開催しました。2025年7月20日、21日に東京・豊洲PITでファンクラブ限定イベント「NCTzen WISH-JAPAN Meeting 2025」を開催予定です。

韓国での活動としては、3月12日にSBS M『THE SHOW』でグループ初の音楽番組1位を獲得したほか、2025年3月からのアジアツアーではソウル公演3日間を含むアジア8都市を巡る予定となっています。

公演回数で比較すると日本12公演に対し韓国3公演と、日本での活動量が4倍程度多くなっています。

また、レギュラーラジオ番組「NCT WISHのCHAT WITH WISH!」も日本で2024年10月から放送開始されており、継続的な日本での露出機会を確保しています。

これは明らかに日本市場を重視した活動方針を示しており、NCT WISHが日本をメイン市場として設定していることが分かります。

この活動量の差を見ていると、彼らにとって日本がホームのような存在になっているのだなと感じます。

メンバーも日本での活動の方が自然体で楽しそうに見えるのは、言語の壁が少ないことも影響しているのでしょう。

人気面での日本と韓国の比較

人気面では具体的なデータに基づいて比較すると興味深い傾向が見られます。

売上データでは、2024年9月24日にリリースされた1stミニアルバム「Steady」が初動売上79万枚を記録。

これまでデビューシングルは初動28万枚、2作目のシングルでは53万枚でしたが、着実に数字を伸ばしています。

K-POPグループ全体での位置づけを見ると、NCT WISHはデビュー1年目のグループとしては非常に好調な成績を収めています。

2025年のK-POP男性アイドルグループ人気ランキングでは、Stray Kidsが1位を獲得している中で、NCT WISHは新人グループとして着実に存在感を示しています。

特に日本市場では他の韓国グループと比較しても高い人気を誇っており、NCT WISHインスパイアのウィッシュコアが2025年の最新トレンドとして注目されるほどの影響力を持っています。

日本での人気順ランキングは、1位リョウ、2位サクヤ、3位ジェヒ、4位ユウシ、5位シオン、6位リク。

韓国での人気順ランキングは、1位シオン、2位サクヤ、3位リク、4位ユウシ、5位リョウ、6位ジェヒ。

中国での人気順ランキングは、1位リク、2位シオン、3位ユウシ、4位サクヤ、5位ジェヒ、6位リョウとなっており、国によって明確な違いがあります。

YouTubeのコメント欄ではデビュー当初は日本語や英語のコメントが多かったが、最近では韓国語のコメントが大量に増加しており、韓国本国でも人気が急上昇していることが確認できます。

特に興味深いのは、日本では日本人メンバーが上位を占める一方で、韓国ではリーダーのシオンが1位となっている点です。

これは文化的な親近感や言語の壁が影響していると考えられます。

私が見ていて感じるのは、NCT WISHが他のK-POPグループと比べて日本での受け入れられ方が格段に良いということです。

ただし、両国共通でシオン、リク、ユウシのヒョンライン(年上組)が安定した支持を得ていることも分かります。

K-POPアイドルとしては異例の日本人メンバー比率の高さにも関わらず、韓国でもしっかりと受け入れられているのは、メンバーの実力とグループ全体の魅力によるものでしょう。

この両国での成功は、NCT WISHが真の意味での日韓架け橋的存在になる可能性を示しており、今後の更なる成長が期待されます。

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